湿原の木道の仕組み [釧路湿原]
昨日、久しぶりに温根内木道を散策しました。
お天気も良く散策するにはちょうど良い気温でしたが、10月の湿原は花もなくうっそうとした枯れヨシとガマが目立ち、早くも冬支度の様相。
PENTAX K-01+FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
ウメバチソウを探してみるとすでに花は終わりかけ。どうせだから実を写してみました。
ところで、9月に見た新聞の記事に湿原の木道の成り立ちが解説されていました。
湿原はご存知の通り底なし沼。そこにどうやって木道を設置したのか。
底なし沼に基礎は打ち込めません。木道は浮いている。
そうか、浮いてるのか~・・・?!
浮いていると言ってもプカプカしているわけではないんですが、それはもうたくさんの人が歩くわけですから、少しずつ沈んでいるのだそうです。
なので10年ごとに改修が必要なのだとか。
湿原に重機は持ち込めないので作業員の方が手作業で木材を組み立てていく。
沈まないように厳寒期、湿原が凍結したときに氷を割って胸まで浸かって作業するんですと!
想像しただけで過酷な作業です。
どうやって設置しているのかなんて考えもしなかった自分が恥ずかしい^^;
今回ばかりは気軽に湿原の中に入って観察できる有難みを感じながら歩きました。
枯れヨシが伸びて撮影しにくかったので、既にUPしていたものをもう一度。
木道を支えるくいの外側にもくいがあるのはくいにかかる重さが減って、沈下するスピードを遅らせることができるからなのだそうです。
お天気も良く散策するにはちょうど良い気温でしたが、10月の湿原は花もなくうっそうとした枯れヨシとガマが目立ち、早くも冬支度の様相。
PENTAX K-01+FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
ウメバチソウを探してみるとすでに花は終わりかけ。どうせだから実を写してみました。
ところで、9月に見た新聞の記事に湿原の木道の成り立ちが解説されていました。
湿原はご存知の通り底なし沼。そこにどうやって木道を設置したのか。
底なし沼に基礎は打ち込めません。木道は浮いている。
そうか、浮いてるのか~・・・?!
浮いていると言ってもプカプカしているわけではないんですが、それはもうたくさんの人が歩くわけですから、少しずつ沈んでいるのだそうです。
なので10年ごとに改修が必要なのだとか。
湿原に重機は持ち込めないので作業員の方が手作業で木材を組み立てていく。
沈まないように厳寒期、湿原が凍結したときに氷を割って胸まで浸かって作業するんですと!
想像しただけで過酷な作業です。
どうやって設置しているのかなんて考えもしなかった自分が恥ずかしい^^;
今回ばかりは気軽に湿原の中に入って観察できる有難みを感じながら歩きました。
枯れヨシが伸びて撮影しにくかったので、既にUPしていたものをもう一度。
木道を支えるくいの外側にもくいがあるのはくいにかかる重さが減って、沈下するスピードを遅らせることができるからなのだそうです。
タグ:ペンタックス党
2013-10-04 20:32
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コメント(4)
おはようございます。^^
南極の観測棟を思い出しました。
氷を溶かすので沈んでいくそうですね。^^;;
管理にも手間が掛かっているのですね。^^)
by keykun (2013-10-05 07:07)
keykunさん、お久しぶりです^^
はあ、そうなんですか~^^;
南極のような過酷な状況がこんな間近にあったなんて・・・
見えないところのご苦労がひしひしと感じられる記事でした。
by えね (2013-10-05 12:02)
約2年前、初めて温根内木道を歩いたのですが、こんな奥深い話、えねさんののおかげで知りました。
今度また行く機会があれば、多くの方々の努力のおかげと、心して歩きたいと思います。
by とっしー (2013-10-06 21:18)
とっしーさん、そのように受け止めていただいて嬉しいです。
何度歩いたかしれない温根内木道ですが、このようなことは知って歩くとのでは私もずいぶん意識が違いましたので沢山の方に知って歩いていただきたいと思いました。
by えね (2013-10-10 23:57)