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桜木紫乃「硝子の葦」のワンシーン [映画&ドラマ&舞台&本]

塘路湖まで来たので、久しぶりにサルボ展望台をちょいとのぞいてみたらサルルン展望台へ向かう階段が通行止めになっていました。
台風の影響かと思いましたが、あとで調べてみるとその以前からのようです。
案内があってサルボ展望台へ向かうコースからの廻り道になっていました。

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iPhone 6

と、サルルン展望台とサルボ展望台がどう違うかと言いますと、実は私も名称が別になっているのを今回初めて知りました。

基本、同じ入り口から登って二つの展望台があるのですが、サルボ展望台は比較的楽なコースになります。
景観は断然サルルン展望台の方が良くて、4つの沼が一望できます。

今回は駐車場がある基本的な入り口が通行止めなので、もう一つの入り口から入ることになりました。

実は私、高所恐怖症で階段のある基本コースは傾斜が厳しく崖っぷちに階段が通っているようなもので怖いので以前も別入り口から登った経験があります。
その時は熊注意の看板があり、多少ビビリながらも高いところよりも熊の方を選んだのです。

今回はどうかと見ると熊注意の看板はありませんでした。
要所要所に案内があるので迷うことはありません。
いや、待てよ・・・
熊の奴、もしや自ら看板を外し、案内までつけておびき寄せる魂胆なのでは?
以前はなかった案内板がどうも危険な方向に誘っているようで、それでも私はどうしてもサルルン展望台を目指したかったのです。

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サルボ展望台はすぐに到着。でも、塘路湖がようやっと見える程度の景観です。
かなり遠回りになるサルルン展望台を目指します。

そこで待っていたのはヒグマではなく鉄撮りさんたちでした。
ここは釧網線も見えるので、鉄撮りさんが集まる場所として有名なのです。
度重なる台風の被害でJR北海道は年内の復旧を目指していますが、この釧網線は復旧したようです。

で、私がどうしてもここで確認したかったのはWOWOWドラマ化なった桜木紫乃さんの原作「硝子の葦」ワンシーンで見た景観。
俯瞰で見るいくつかの沼とローカル線が走る鉄路。
これは以前見た景色の中にある。
そうそう、サルルン展望台に違いない。
頭でそう思っても過去写真を確認するよりもやはり、この目で確かめたかった。

ドラマでは冬景色だったのですが、寒いのは一応身体に気を使いたいので寒くも暑くもない、この季節になったのです。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
左が塘路湖、手前からサルルン沼、ポン沼、エオルト沼
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