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ハナミズキの感動シーン浜中町 [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

予告編でも美しいシーンになっている紗枝と康平の灯台デートは浜中町の霧多布で撮影されています。

まずはアゼチの岬。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
午後からだと逆光になってしまいました。
運が良ければ小島に営巣するエトピリカを見ることができるかも。
映画の冒頭シーンでもありましたが、ここからは夏の晴れた日の早朝5時頃、昆布漁の漁船が一斉に出港する壮観な光景を見ることができます。一度は見てみたいものですが^^ゞ
詳しくははまなか観光index
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
同じくアゼチの岬。
康平が紗枝を自転車に乗せて走る小道。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
浜中町を一望することもできる。道中、夏の晴れた日ならば、昆布干しをしている光景をいくつも見ることができます。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
アゼチの岬から5km程先にある霧多布岬。
その先にある湯沸岬灯台が康平と紗枝の灯台デートシーン。
普段は灯台に入ることはできませんが、9月12日に、きりたっぷ岬まつりで灯台内部の見学会やロケ地無料バスが運行されるようです。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
幼少の紗枝と母親の写真のイメージで撮ってみました。もっとも映画の方の写真はカナダの灯台ですが。
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PENTAX K7+TAMRON AF70-300mm F/4-5.6Di LD Macro1:2(Model:A17)
あちこちのポイントから目に入る風車は、霧多布の保養施設、ゆうゆで利用している風力発電用の風車。

お勧めのドライブコースは、釧路から国道44号線を走って、ロケ地でもある茶内駅から霧多布湿原センターに向かいます。
ここでは霧多布の自然や観光情報、食事をすることもできます。展望台からは運が良ければ丹頂を見ることができるかも。
ここからMGロードという霧多布湿原の中を爽快に走り抜けます。
その先、T字路を、左に行くと霧多布岬方面、右を行くと康平が昆布干しをしていた仲の浜方面。霧多布湿原センターの木道や仲の浜は春から初夏に、たくさんの野花を見ることができるので毎年のように来ています。
まずは左を行ってアゼチの岬~霧多布岬へ。途中、ゆうゆの温泉でのんびりしても良いかも。
それからT字路に戻って仲の浜方面、琵琶瀬展望台や漁港、岬に立ち寄りながら厚岸に続き、釧路に戻ります。逆廻りでもいいですけどね。

その他のロケ地としては、紗枝が止まってしまった列車から降りて、バスを追いかけるシーンは浜中町の先にある姉別というところ。
康平が無免許で事故を起こしてしまうシーンは釧路空港近辺の牧草地だそうです。

ハナミズキロケ地フォトはとりあえず以上です。
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康平の漁のシーン白糠町 [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

白幌という架空の漁港は、白糠漁港で撮影されました。
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白糠漁業協同組合。
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紗枝が大学合格を知らせに来るシーンもここで撮影されています。

24日から秋サケの定置網漁が解禁になり、各港は活気に溢れています。
白糠駅から徒歩10分くらい



白糠町での撮影は康平が電話ボックスで紗枝に連絡を取るシーンなども。
他に、白糠町の刺牛というところでは康平が昆布漁をしているシーンも撮影されています。
刺牛というのはアイヌ語で昆布がたくさんあるところという意味だそうです。

おまけ 白糠駅近辺の食事なら
釧路でもよく話題にのぼる全て自家製老麺「やはた」
しょうゆチャーシューワンタンメンがイチオシらしいです。
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平日なのに、ほぼ満席でした。
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これは醤油ラーメン
あっさり醤油縮れ麺の釧路ラーメン

他にレストラン「はなます」
など駅から歩いていける範囲で評判のお店があります。

次回は最終回。
二人の忘れられない場所になる灯台シーンなどが撮影された浜中町です。
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ハナミズキに登場した駅たち [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

今回は、紗枝と康平がつかの間のデート場所である駅たちのフォト

JR北海道釧路支社のサイトでロケ地へ行こうという特集をやっています。
モデルコースに沿ってJRでロケ地巡りも良いですね。

釧路駅は全く映っていませんが、釧路駅を基点にして
まず西庶路(にししょろ)駅。無人駅です。
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映画の中では「丹別(たんべつ)駅」
どうやら二人の住んでいる町は丹別らしいです。
紗枝と康平が夜のホームのベンチで語り合うシーンが撮影されています。
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ホームにベンチはありませんでした。

次に白糠駅。白糠町周辺は康平役の生田斗真さんが主にロケをしているところです。
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映画の中では「白幌(しらほろ)駅」
白幌町は康平の通っている水産高校がある町です。
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康平と友人3人組がホームの階段を下りて来ると、紗枝と友人みなみが待っているというシーンが撮影されました。
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歩道橋から二人の乗るキハ40系の列車を写してみました。

次に尺別(しゃくべつ)駅。無人駅です。
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映画の中では「関別(せきべつ)駅」
紗枝と康平が、夜の雪の中を寄添って歩いて行く幻想的なシーンが撮影されました。
このロケが行われたのは3月。3月というと、そう降雪も多くないのですが、みごとに当日、雪が降り、作りものの雪を使うこともなく狙い通りのシーンになったそうです。

尺別には、前記事の紗枝の家のオープンセットが残されています。
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尺別駅の歩道橋から
中央部奥に紗枝の家が見えます。駅から歩いてすぐなので遠方からの方も訪れやすいと思います。

そしてもうひとつ。
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茶内駅(ちゃない)駅。無人駅です。
ここは根室本線でも、釧路~根室間を走る「花咲線」と呼ばれている区間です。
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映画には全く関係がない場所ですが、前述の関別駅で康平が列車から降りてしまい、その後を追う紗枝のシーンが撮られています。列車内やキハ40系の車両などの撮影はここで行われています。
紗枝と康平の冒頭シーンで試験を受けるため、釧路に向かう列車が鹿に衝突してしまいます。
実際、この事故は珍しくなく、特に花咲線は年に200頭以上の事故があるというから驚きですね。
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紗枝の通学路、出世坂 [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

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紗枝が、早稲田大学の推薦入学を逃し、落ち込みながら降りてくる「出世坂」は幣舞橋を渡った先にある、勾配のきつい坂。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
昔は階段が全くなかった記憶があるようなないような。
地獄坂なんて名前で呼ばれた時代があったのだから難儀な坂だったことは違いない。
この坂で起きた事件を発端に、おサヨの坂と呼ばれた時代もあり、一転、出世坂に落ち着いたのは、道東一の進学校、湖陵高校の前身である釧路中学校ができてから。
将来を期待された若者たちが、この坂を通学路にしていたので、出世坂と呼ばれるようになったのだそうです。
これまた暗くなってからのシーンなので目立たない背景ですが、指折りの進学校に通う紗枝という設定に、ぴったり当てはまる坂というわけです。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
坂上のぬさまい公園からの眺め。
幣舞橋と、真ん中に植樹されたオンコの木とロータリー。このロータリーは地元の人間でも走りにくい。
坂上には図書館や生涯学習センターなどがある。




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紗枝と康平が待ち合わせする幣舞橋 [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

昨日に引き続き、釧路市内の幣舞橋を紹介したいと思います。

初代幣舞橋の原型は、愛北橋という民間の手に寄って駆けられた木造の橋でした。
その11年後、明治33年、初めて国費によって架けられたのが初代幣舞橋。
明治41年、石川啄木が釧路の駅を降り立ち歩いた幣舞橋は8年が経ち、もはやおんぼろ。
1年後には2代目が架けられましたが、寒波で6年しか持たず、3代目幣舞橋は木造ながら幅の広い立派な橋となりました。
そして初めての鉄筋コンクリート製4代目幣舞橋が誕生。50年後、4代目のデザインを保ったまま四季の像が立つ、現在の5代目幣舞橋に至ります。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited 以下同じ

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出世坂上、学習生涯センターまなぼっと展望台からの撮影です。
ロケ地である出世坂については後ほど紹介します。

当初は、著名な彫刻家たちの像とはいえ、裸婦像が橋にドンと立つなぞ賛否両論があったのではと伺えます。
今ではご存知の方も多いと思いますが、世界三大夕日と言われる太平洋の水平線を沈む美しい夕景に情緒感を添える風物詩であり、釧路の象徴となっています。

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橋の欄干に立つ四季の像
左上:春の像(舟越保武氏作)
右上:夏の像(佐藤忠良氏作)
左下:秋の像(柳原義達氏作)
右下:冬の像(本郷新氏作)

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PENTAX K7+FA77mmF1.8 Limited
夜霧よ今夜も・・.jpg
PENTAX K100D+DA40mmF2.8 Limited

霧の幣舞橋も情緒にあふれ、ロマンの町釧路を演出します。
でも、このところ気温の高さによって霧が少なくなってきているようです。
これまた風物詩だったボーっという霧笛の廃止、暮らしやすさがある反面、海面の温度の上昇によってサンマの群れの位置に変化があり今年は深刻な不漁が続いています。
ハナミズキは漁業の今昔についてもリアルに表現しています。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
カメラを構えている方が立っているところがちょうど康平の立ち位置に近いかと思います。

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PENTAX K7+FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
10月6日、ロケのあった日の幣舞橋からの夕日です。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
バイトと進学塾を終え日が暮れた頃、この橋で待ち合わせ、康平の名を呼びながら走リ寄る紗枝。康平はその場に待つ時間も惜しむように紗枝の元に走ります。
最終便の時間が迫る釧路駅の方向に、ふたりは身を翻し、手に手を取って駆けて行きます。
先に待つ苦難の人生を知る由もなく、後先を考えることもない初恋の無邪気なシーンです。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
康平の後にチラリと映る建物は観光施設MOOの隣にあるEGG(エバーグリーンガーデン)という温室。
寒い気候が長い釧路でここは市民の憩いの場所になっています。
この中にハナミズキの木がありますが、私は映画のように満開に咲いたのを見た記憶がありません。
右側にかつてこの辺一帯を賑わせたラッコのクーちゃんの記念碑。
MOOのバスターミナルの入り口に巨大なクーちゃんのパネルが展示されてあります。
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Caplio GX100
このパネル、1枚1枚がクーちゃんの写真でできています。必見です。

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Caplio GX100
EGG内のハナミズキの木?間違えていたら訂正します。

エバーグリーンガーデン~いつも緑の園~
紗枝と康平の心には瑞々しい若葉のような輝きで満ちていて、それが永遠であることを信じていました。

幣舞橋は釧路駅から歩いて10分程。



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康平が紗枝を待つ幣舞橋の春の像 [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

ここで、ちょっとハナミズキの感想について
ユーザーレビューを見てみると、驚いたことに年代がわかるレビューになっていました。
私としては、学生時代からの10年ということで年代に関係なく見られると思ったのですがそうではないらしかったのです。
人生山あり谷あり、縁は異なもの味なもの、が身に染みている年代の方が素直に感情移入できるみたいですよ。
携帯電話のない、今思えばもどかしさが恋心を焦がす青春時代の懐かしさを感じられます。
ラストのセリフはハナミズキと深く関係があり、恋人だけに限らず家族の間でも交わされる温かく心に沁みるものです。
紗枝と康平のセリフも思い出すとジンとくる余韻があり、純文学を思わせます。

ちょっと長くなってしまったので、今回のロケ地フォトは紗枝と康平が待ち合わせ場所に使っていた釧路市内の幣舞橋の春の像。
幣舞橋についてはまた後ほど紹介したいと思います。

映画の中では夜のシーンで足部分と台座しか映っていませんが、こんな像です。
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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
舟越保武氏作
康平はこの像の右側に立ち、初恋の紗枝を待ちました。
幣舞橋の欄干には春夏秋冬をモチーフにした乙女の像が4体設置されています。
その像の中で春の像は薄い衣をまとう、女性らしさの中にも凛とした佇まいが、自分の志す道をひたむきに突き進もうとする紗枝のイメージにとても合っているように思います。
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紗枝の家 [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

いよ、いよ、今日から「ハナミズキ」が公開。
私も、早速行ってきました。
高校生から10年をかけてのお話、いえ、紗枝の母親の恋物語を含めるともっとさかのぼるので、誰もが感情移入しやすいのではないでしょうか。
私もエンドロールが終わっても映画館にいることを一瞬忘れるほどスクリーンの中に引き込まれていました。

さて、すでに少しロケ地を撮りためてはいますが、やはり一番出番の多い、紗枝が母親と暮らす実家。
「紗枝の家」から。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
釧路市音別町尺別駅から徒歩3分くらい 
尺別駅を出て右方向から海に向かって歩いて行くと目に入ってきます。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
空き家を映画のためにリフォームされた家です。

お気づきでしょうが、ハナミズキの木がありません。
ここの情報を寄せてくれたときの写真にはありました。まだわずかに雪が残っている時期でした。

ご近所の方にお話しを聞くと、花が咲いてから掘り起こされて持っていかれてしまったとか。
他にも変化が。
家の窓がわずかに違うのと、ポストの屋根の色が映画では青でしたが、赤になっています。
6月時点ですが、ベンチや風車もありませんでした。
映画スタッフはそのままの状態で帰ったらしいのですが、保存会ができる前に大概のものが撤去されてしまったようなお話を聞きました。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
新垣結衣さんの役名「HIRASAWA」と書かれているので本物に間違いないでしょう。
拾われてきて破損したか汚れた箇所を補修したのかもですね。
ハナミズキの木も、この時点では捨てられてしまったのだと悲しい思いをしていたのですが、なんと、
今現在、東京の赤坂サカスで公開されています。
このハナミズキは元々あった木ではなく、沖縄からはるばる北海道のロケ地まで運ばれて植えられました。
それから東京まで旅をしたわけです。
イベントが終わった後はどんな旅をするのでしょう。できれば紗枝の家に戻ってきてほしいです。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
庭の向こうは太平洋が広がっている映画のイメージにピッタリの場所です。

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PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited
おまけ
紗枝の家の前にあった小さなバケツ。
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映画「ハナミズキ」公開に合わせて [「ハナミズキ」ロケ地フォト]

いよいよ、「ハナミズキ」が今週土曜から公開されますね。
思えば昨年の10月6日、夕景を撮りに幣舞橋に行くと、てっきりラッコのクーちゃんが帰ってきたのかと見間違うくらいの人だかりができていて、映画のロケだったという記事を自分でも書いていました。
その頃はまだ映画の詳細がわからず、タイトルさえも、釧路駅で原画展示中の「僕等がいた」ではないかというなど様々な憶測が飛んでいたのです。
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10月6日、幣舞橋ロケ直前の賑わい(ガッキー&斗真は映ってません)

夜のロケのため、残念ながら二人をシルエットでしか見ることができませんでしたが、初めて映画ロケの臨場感を体験できた縁と、スクリーンでくしろの風景が映し出されることで、少しでも多くの方が興味を持ち、訪れてくれることを願い、ロケ地などを写真で紹介していこうと思います。

まずは、今現在「ハナミズキ」ロケにまつわること、イベントなどの情報をわかる範囲で。

★ワーナーマイカルシネマズ釧路ロビーと劇場通路
  ロケ地MAP、パネル展示中

★釧路市音別町尺別
  空き家の民家をリフォームして使われた「紗枝の家」有り
 
★白糠郡白糠町役場社会福祉センター2階 (白糠郡白糠町東3条南1丁目1-18)
  ロケ地パネル展示中

★9月12日(日)厚岸郡浜中町霧多布岬 第49回きりたっぷ岬まつり味の味覚フェスタ
  浜中町内ロケ地巡りの無料バス運行
  午前11時~午後2時30分 紗枝と康平のデート場面、沸岬灯台内部一般公開
 
★東京都港区赤坂サカス 2010夏サカス
  紗枝の家のハナミズキの木を公開中

他にこんなイベントがあるよ~という情報をコメントいただければ幸いです。
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