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PENTAX変遷記~石川啄木来釧12日目 [啄木日誌]

啄木の釧路の勤め先、旧釧路新聞社を復元した港文館の過去写真を探しているうちこんな写真を見つけた。
K100Dを手に入れてよほど嬉しかったのだろう。フィッシュアイもたぶん手に入れたばかりの頃である。
2005年に*istDSで撮影している。
が、現在この2台とも手元にはない。ボディどころかK100Dにくっついている40mm Limitedすらない。このLimitedを手放すのはちょっと惜しかったかも。
してもって現在所持しているK10DがK20Dに変るかも・・って?
それはおそらくないだろう。本当のところK10Dを購入するつもりも当初はなかった。画素数600万画素で十分と思っていたくらいだから1460万画素といわれてもあまり興味がない。
K10D購入のきっかけは防塵、防滴にあったのだから、興味があるとすれば防塵、防滴のおニューのレンズなんです・・
で、なんで啄木と一緒に記念写真なんだろう・・^^;


PENTAX *istDS+DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]

PENTAX *istDS+シグマ28-70mm F2.8EX DG
港文館は一階が喫茶店、二階が啄木の資料館になっている。

Sony cybershot
1月31日、給料15円、別に佐藤国司理事から10円をもらう。
2月1日、小樽の家族へ18円と節子に1円と合せて19円を送る。
家族は啄木の母、妻の節子、長女の京子。寺の住職であった父は宗費を滞納し寺を追われ家出をしている。一家の生活を背負うこととなった啄木の放浪はここから始まった。が、その父の滞納の理由は啄木が東京に出ていた頃の借金返済のためであるとかの説あり。

この頃の啄木は社長から新聞が一新したと褒められ、5円と銀側時計をもらい、啄木が来釧した次の日新築移転完了した木造の家並みが連なる中で当時の釧路にしてみれば珍しい煉瓦造りの新社屋で、小さいけれど気持ちよき建築と云い、実際やってみれば新聞記者も面白いものに候と意気揚々とした様子が伺える。
社長や理事の計らいで家族を呼ぶつもりであるという啄木の願いもこの時点では嘘偽りはないように感じ取れる。
が、明日は社屋落成の日。宴会の福引作りに精を出す啄木は明日の体験がどのように自分に影響を与えるか想像しただろうか。


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keykun

おはようございます。^^
啄木の給料15円を~
初任給15万円で換算すると分かりやすいですね。
6万円を手元に残し、後は家族に。^^;
これだけで見ると模範的な亭主、長男ですが・・。
デジタルカメラの変遷は早すぎますね。
防塵防滴とボディー内手ブレ補正は魅力です。
でもまだ過渡期のギミックも・・・。
タブンEOSの次期5Dがデジイチ標準の様な気がします。
k10D。買えってんでぃーと、心の中で葛藤が。^^
by keykun (2008-02-02 07:39) 

えね

おはようございます^^
お給金は25円だったそうで、まだ10日ほどしか経ってないのに日割りにしては待遇がいいですね。それだけいい仕事してくれたし期待があったのでしょうが・・
ホント!デジカメ早すぎ・・私のカメラ遍歴見ても^^;
この時期、葛藤の渦があらゆる場所で渦巻いているのでしょうね^^
by えね (2008-02-02 11:49) 

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