幣舞公園 [釧路]
この前、マイケル・ケンナ写真展の帰り、幣舞橋を見降ろす高台にある幣舞公園に行ってきました。
ここには原田康子さんの代表作「挽歌」の記念碑が建てられています。
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited 以下同じ
高台から見降すと 下町には明りがともっていた。 しかし町の明りの果ては、 広い真暗な湿原地に呑みこまれているのだった。
釧路を舞台にした「挽歌」のあらましが、わずかこの4行で目に見えてくるようです。これを20代で書けるなんてすごいですね。
さて、幣舞公園は小さい公園ながら様々な像や昔の名残があったりするのですが数ヶ月前、幣舞橋を見下ろす場所に「幣棚」というものが設けられました。
最近、紹介した明士 立さんの「道東散策日記」で紹介されているのを見て初めて知りました。
幣棚(ヌササン)とはアイヌの儀式で使う御幣(イナウ)を置く祭壇のことで、幣舞という名前はアイヌ語で「ヌサ・オマ・イ」(祭壇のあるところ)という意味なのだそうです。
誰が置いたのかユリの花が
この辺りにアイヌの人々が生活し、様々な祈りを捧げた場所なのでしょうね。
今は釧路の町を静かに見守る幣棚です。
ここには原田康子さんの代表作「挽歌」の記念碑が建てられています。
PENTAX K7+DA35mmF2.8 Macro Limited 以下同じ
高台から見降すと 下町には明りがともっていた。 しかし町の明りの果ては、 広い真暗な湿原地に呑みこまれているのだった。
釧路を舞台にした「挽歌」のあらましが、わずかこの4行で目に見えてくるようです。これを20代で書けるなんてすごいですね。
さて、幣舞公園は小さい公園ながら様々な像や昔の名残があったりするのですが数ヶ月前、幣舞橋を見下ろす場所に「幣棚」というものが設けられました。
最近、紹介した明士 立さんの「道東散策日記」で紹介されているのを見て初めて知りました。
幣棚(ヌササン)とはアイヌの儀式で使う御幣(イナウ)を置く祭壇のことで、幣舞という名前はアイヌ語で「ヌサ・オマ・イ」(祭壇のあるところ)という意味なのだそうです。
誰が置いたのかユリの花が
この辺りにアイヌの人々が生活し、様々な祈りを捧げた場所なのでしょうね。
今は釧路の町を静かに見守る幣棚です。
2009-11-12 12:55
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コメント(8)
こんばんは。^^
自然と共棲した民族の聖地でしょうか?
数々の神話伝説の中でも~
コロポックルなどの擬人化された神々の話は特に興味がつきません。
原田康子さんの作品も、釧路の大地に根ざしているのでしょうね。^^)v
by keykun (2009-11-12 19:44)
最後の写真の雰囲気がとっても良いですね。アイヌ文化といえば高校の修学旅行で見聞きしたものを思い出します。また行ってみたいなぁ。
by zαwαwα (2009-11-13 00:05)
昔は雪の幣舞公園までの坂は
バスでも登るのが大変って言われたほどの高台ですよね
幣舞公園と言えば出世坂、花時計、ロータリー
幣舞橋そして釧路の中心街(最近では寂しくしなったが)を望む
幣舞公園の高台って何か意味がありそうだなって
子供の頃にも思ってましたけどやっぱりなんですね。
by なもにぃ (2009-11-13 01:27)
幣舞公園にいかれたのですね・・
「挽歌」の碑、確か裏側にも何かたくさん書いてあったような気がしますが、読もうと思っていたのに前回行ったときにすっかりと忘れてしまいました。(苦笑)
ブログを紹介していただきありがとうございます♪
最後の写真のいい雰囲気の演出、素晴らしいですね!!
by 明士 立 (2009-11-13 10:42)
keykunさん、こんにちは^^
アイヌの伝説に限らず物悲しいものが多いなか
コロポックルは可愛らしいキャラクターのように
なっていますがそうでない伝説もあるようですね。
なかなか奥が深そうです。
by mamitan (2009-11-13 12:43)
zawawaさん、こんにちは^^
記しておくの忘れましたが
最後の写真はカメラ内フィルターで
赤色を抽出してみました。
そういえば地元でもアイヌの伝説を聞くとしたら
観光でバスガイドさんからですね。知らないことがいっぱいです。
by mamitan (2009-11-13 12:47)
なもにぃさん、こんにちは^^
今でも上りはきつい階段、昔はその階段もなく
その頃の地獄坂という名前は諸説ありますがまさに
地獄のような大変さだったでしょうね^^;
なまにぃさん、そういうふうに思われていたんですね。
私は全くでした^^ゞ
by mamitan (2009-11-13 12:57)
明士さん、こんにちは^^
裏まで見ませんでした^^ゞ
そうでしたか。私も今度後ろに回って見てみようと思います。
こちらこそ、明士さんのブログがなければずっと知らないまま
だったと思います。ありがとうございました^^
by mamitan (2009-11-13 13:01)